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インタビュー:佐世保市総合医療センター・寶來 吉朗先生(MDPI Top 1000 Reviewers for 2025選出)

  • 7月15日
  • 読了時間: 3分



査読は、学術出版の質と信頼性を支える重要なプロセスです。MDPIは、研究成果がより正確で、説得力のある形で世に出るためには、専門家による丁寧で建設的な査読が欠かせないと考えています。


このたび、世界67の国と地域に広がるMDPIの約21万人の査読者コミュニティの中から、2025年を通じて特に継続的かつ質の高い査読にご貢献くださった1,000人の先生方を「MDPI Top 1000 Reviewers for 2025」として選出いたしました。


MDPI Japanでは、日本から選出された先生方に、査読者としてのご経験や、査読において大切にされていること、若手研究者へのメッセージなどを伺うインタビューを行っています。今回は第1回として、佐世保市総合医療センター リウマチ・膠原病内科の寶來 吉朗先生にお話を伺いました。



1.      「Top 1000 Reviewers for 2025」ご選出おめでとうございます。ご選出されたことについて、率直なご感想をお聞かせください。

 

 実はこの賞があることは存じ上げていませんでしたので、驚きとともに光栄です。


 

2.      先生が査読をお引き受けになる際に、特に意識されていることはございますか。

 

当然ではありますものの、期限内に提出することです。私が著者として論文を投稿した際の経験を踏まえましても、迅速な査読が投稿者からの雑誌への信頼につながると感じています。



3.      論文を査読される際、研究の新規性、方法論、データの解釈、論文としての伝わりやすさなど、どのような点を重視されていますか。

 

新規の論文として適切な用語の使用がなされているかには留意しています。膠原病・リウマチ内科領域での例として、シェーグレン症候群(Sjögren syndrome)の呼称は近年シェーグレン病(Sjögren disease)に変更されています。



4.      査読コメントを書く際に、著者にとって建設的なフィードバックとなるよう心がけていることがあればお聞かせください。

 

私が臨床医であり、査読を依頼いただく論文は私の専門分野と関連がある内容ですので、臨床応用の観点から補足が必要と思われる事項を査読コメントとして挙げることを心がけています。



5.      査読者としてのご経験は、先生ご自身の研究活動や論文執筆にどのような影響を与えていますか。

 

 自分で研究計画を立てたり論文を書いたりする際に、査読者はどういう指摘をするだろうかということをより意識するようになりました。



6.      査読は、研究成果の質を支える重要なプロセスの一つです。先生は、現在の学術コミュニケーションにおいて、査読者が果たす役割をどのようにお考えでしょうか。

 

オープンアクセスジャーナルの増加に伴い、多くの論文を無料でダウンロードでき容易に読むことができるようになりました。この変化に伴い、論文が読者にとって有意義な内容となるように査読者から著者へ建設的な査読コメントを届けることは、以前にも増して重要になっていると感じています。

 


7.      これから査読を依頼される機会が増えていく若手研究者に向けて、メッセージやアドバイスがあればお願いいたします。

 

査読の経験は自身の研究や論文執筆に必ず役に立ちますので、依頼があった際は是非受けていただきたいと思います。



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