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JOSS2026の歩き方~個人的な注目ポイント

  • 6月11日
  • 読了時間: 3分

6月23日~26日、「Japan Open Science Summit 2026(JOSS2026)」がオンラインおよび一部ハイブリッド形式で開催されます。


MDPI Japanは今回、BoFセッションを初めて担当します。そんな初参加者の視点から、参加を検討している方に向けて勝手に(?)会議の見どころを紹介してみます。


JOSSってどんな会議?


JOSSは、研究者だけでなく、図書館員・URA・出版社・研究支援に関わるさまざまな立場の人が集まる、オープンサイエンスに関する国内有数のイベントです。


発表を聞くだけでなく、参加者同士の議論や交流を重視している点も特徴です。セッション形式もBoF(Birds of a Feather)・パネルディスカッション・ライトニングトークと多様で、テーマも研究データ管理・FAIR原則・メタデータ・政策・コミュニティと幅広く設定されています。


個人的な注目セッション


すべてのセッションをこちらでご紹介することはできませんが、個人的に特に気になったものをいくつか取り上げます(公式サイトの「セッション詳細」で詳細を確認できます)。


B1「AI時代の研究情報データベース"OpenAlex"の活用と将来」(6月22日)


特定の商業サービスに依存しないオープンな知識グラフとして注目を集めるOpenAlexの活用事例と将来像を議論するセッションです。AIと研究情報基盤の話は、今年のJOSS全体を通じた重要なテーマの一つになりそうです。図書館での実践事例から研究エコシステムの未来像まで、幅広い視点から議論が展開される予定とのことです。


E1「AI for Science政策をオープンサイエンスの文脈で紐解く」(6月22日)


第7期科学技術・イノベーション基本計画」におけるAI for Scienceの位置づけを、研究現場の視点から読み解くセッションです。政策文書と研究実務の接点を議論する場として注目しています。オープンサイエンス推進の背景にある政策的な流れを整理するうえでも参考になりそうです。


F3「若手セッション2026:オープンサイエンスについて話そう!」(6月24日)


学生・若手研究者がオープンサイエンスをどのように捉えているのか、新しい視点に触れられる場として注目しています。今年は分野の垣根を越えた議論を目指しているとのことで、どのような話題が出てくるか楽しみです。


D2「FAIR原則を現場で回すための最小チェックリストづくり」(6月23日)


私たちMDPI Japanも、このセッションでFAIR原則をテーマにしたBoFを担当します。


FAIR原則を理念として語るのではなく、研究データ公開・論文化の現場で実際に起きがちな課題――メタデータの整理、識別子の活用、データ公開と論文化の接続――を参加者と一緒に整理します。抽象的な話だけで終わらせず、参加者の皆さまと実際に使える形にまとめることを目指しています。


参加を迷っている方へ


セッションは全てオンライン(一部ハイブリッド)で開催されます。気軽に参加しやすい反面、質問や議論に参加すると、より深く楽しめるイベントでもあります。事前に一つだけ「聞いてみたいこと」を準備して参加すると、得るものが大きいと思います。


おわりに


オープンサイエンスは、研究者・図書館・研究支援者・出版社など、一つの立場だけでは進められないテーマです。MDPI Japanも今回の参加を通じて、多様な立場の方と意見交換できることを楽しみにしています。


参加を迷っている方は、ぜひ一度プログラムをチェックしてみてください。

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