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道信剛志教授が「Physchem」編集長に就任

  • 4月2日
  • 読了時間: 3分

(※本記事は、mdpi.comの英文記事「Prof. Dr. Tsuyoshi Michinobu Appointed Editor-in-Chief of Physchem」を翻訳したものです)


2025年12月付で東京科学大学の道信剛志教授が、MDPIのオープンアクセスジャーナルPhyschem誌(ISSN: 2673-7167)の編集長(Editor-in-Chief)に就任されました。



所属: 東京科学大学 物質理工学院 材料系

研究分野: 有機半導体デバイス、薄膜トランジスタ、発光性共役高分子ドット、圧力センサー


道信先生は早稲田大学で化学を学び、2003年に博士号を取得されました。その後、スイス連邦工科大学チューリッヒ校および物質・材料研究機構にて博士研究員として研究に従事され、2006年に東京農工大学の助教に着任されました。2008年に東京工業大学に移り、2012年に准教授、2023年に教授に昇任されました。現在は、東京科学大学(旧・東京工業大学)物質理工学院 材料系の教授を務めておられます。


研究は主に半導体高分子の合成および電子デバイスへの応用に焦点を当てており、高い電子移動度を有する有機半導体高分子を開発し、高性能トランジスタや太陽電池へと応用してこられました。近年では、これらの高分子の近赤外発光特性や光熱特性についても研究を進めておられます。また、リグニン由来の持続可能な高分子材料の開発および劣化制御に関する新たなプロジェクトにも取り組まれています。これまでに220報以上の論文を発表されており、H-indexは51(Google Scholar)です。2021年には高分子学会昭和電工マテリアルズ賞、2024年には繊維学会賞を受賞されています。


以下では、道信先生にジャーナルの展望および研究分野に関する見解についてお話を伺いました。


Q. 編集長を引き受けるにあたり、Physchem誌のどのような点に魅力を感じられましたか。


A. 2021年の創刊以来、Physchemは物理化学分野において着実な基盤を築いてきました。その国際的な認知度をさらに高めていく機会に魅力を感じました。


Q. 本誌に対する今後のビジョンをお聞かせください。


A. Physchemを、物理化学および関連分野における質の高い研究を幅広く掲載する、信頼性の高い学術プラットフォームとしてさらに確立していきたいと考えています。


Q. この研究分野の今後の展望についてどのようにお考えですか。


A. データサイエンスの統合が進むことで、理論研究と実験研究の従来の境界は今後ますます曖昧になり、物理化学の姿も大きく変化していくと考えられます。物理化学は、持続可能なエネルギー変換、環境調和型材料、バイオインスパイアードシステム、ソフトマテリアルなど多くの分野で中核的な役割を担ってきましたが、今後もその重要性は変わらないでしょう。


Q. 学術出版におけるオープンアクセスの発展についてどのようにお考えですか。


A. オープンアクセス出版は、信頼性の高い科学研究に不可欠な透明性を促進します。また、研究成果をより多くの人に可視化することで学際的な連携を支える役割も果たします。これは物理化学分野において特に重要であると考えています。


道信教授の研究活動および本誌のさらなる発展を心よりお祈り申し上げます。

Physchemの編集委員会の詳細につきましては、以下のページをご参照ください。


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